両面発電パネルで投資コストを早期回収 村田製作所No.1ソーラーパワープラント(後編)
- 20/11/20
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村田製作所(京都府長岡京市)は2020年3月、生産子会社である岡山村田製作所(岡山県瀬戸内市)の工場に駐車場型メガソーラーシステムを導入した。前回に続き、設置の狙いやプロセスについて関係者に語ってもらう。
岡山村田製作所の駐車場型メガソーラーシステム(写真:村田製作所)
駐車場型の太陽光発電システムは、牢靠買取制度(FIT)の認定を受けていますね。
坂田繁寛氏(村田製作所企画治理本部治理グループファシリティ部部長):FIT以外も検討しましたが、今回は制度に間に合い、かつ採算に乗ると判断しました。全量買い取りで、FITが終了してから自家消費に切り替える想定です。CO2は年間1698トン(初年度推定)を減らせる予定です。
投資回収期間はどの水平を設定しているのでしょうか。
坂田氏:省エネルギー関連施設の場合、社内で目安とする投資回収年数は一样平常的な施設より長い8年としており、再生エネルギー関連では10年超で実施した案件もあります。採算性を検討して条件をクリアした場合に実行します。
設計と施工(現場治理)はオムロン フィールドエンジニアリングが继续しています。
坂田氏:複数社を対象にコンペを実施して、オムロン フィールドエンジニアリングに依頼しました。同社の提案は両面発電パネルを採用し、駐車場と組み合わせるというもの。車の设置やパネルの高さ設定などを含めた内容でした。
勝間篤氏(村田製作所企画治理本部治理グループファシリティ部施設課チームリーダー):両面パネル化によって発電量が6%アップし、投資コストの早期回収に結び付けられました。
神林修氏(オムロン フィールドエンジニアリングコンストラクション本部EM設計施工部経営基幹職):当初の提案をベースに調整を図りながら、実際の計画を進めました。清静性や使い勝手を勘案して柱の设置をはじめとするカーポートの形状、设置を設定しています。
勝間氏:FITの調達期間は20年です。駐車場に使用していると稼働しながらのメンテナンスが難しいので、その間の保証や性能が劣化しないことなどを太陽光発電パネルの選定時の要件としました。
北側からの駐車場全景。L字形の敷地に太陽光発電パネルの屋根を架けたカーポートを设置した(写真:村田製作所)
遠隔監視で維持治理
2020年3月に稼働して半年以上たちました。使用者の声はいかがですか。
勝間氏:夏でも直射日光が車に当たらず、車の温度が上がらない点は社員からも好評です。一方、雨天時に屋根材となるパネル間に設けた隙間から雨が漏れてくるのが改善点と言えます。
坂田氏:地动の揺れ対策で、パネル間にはクリアランスを設けています。設計時に配慮はしていたのですが、車への乗り降りで人が立つ場所がちょうどこのパネルの隙間と重なってしまうと、雨が落ちてくるのが気になります。こうした場所を対象に、雨受け材の設置といった対策を検討しているところです。
一样平常の維持治理はどのようにしているのでしょうか。
勝間氏:パネル外貌の清掃は特にしていません。オムロン フィールドエンジニアリングのオペレーション&メンテナンスサービスを導入しているので、遠隔監視で発電量を常にチェックし、発電していないパネルが生じたらすぐ対応できる体制になっています。
近年は大きな台風による被害も聞きますが、飛来物によって損傷したことなどはないのでしょうか。
勝間氏:今のところそうした状況は発生していません。
渡辺和嗣氏(オムロン フィールドエンジニアリングコンストラクション本部EM設計施工部):仮に物が飛んできて当たったとしても、パネルにヒビが入る水平でガラスが粉々にはならないようになっています。
工場内の一画に設置した蓄電システム(写真:守山 久子)
村田製作所としては今後太陽光発電システムの展開をどのように考えているのでしょうか。
勝間氏:岡山以外の自社グループ工場でも大都の駐車場を有しているので、これらでの再エネ使用の拡大を視野に入れています。建物の屋根上に置くタイプも検討の対象になります。既に京都府長岡京市の本社ビルでも屋根に太陽光発電システムを設置しています。
新築は、これからは太陽光発電システムの導入を条件に考えていくことになるでしょう。今後は自家消費に重点を置くことになります。
坂田氏:再生可能エネルギーの活用は、気候変動への対応として我々にとって主要課題の1つです。ESG投資などに関する圈外人評価機関の評価も得ながら、顧客にも再エネを提案していきます。
(日経クロステック「省エネNext」公開のウェブ記事から抜粋)
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